インドにいたって、髪はどうしても伸びるから、切らないわけにはいかない。
そこいら中に床屋さん、サロンはある。あるには、ある。
だけど、どんな腕前を持っているかは全く判別不可能。
インドで髪を切るというのは、賭けのようなもの。
とはいうものの、旅の最中、いい加減髪がうっとうしくなってきたので、切ってもらうことにした。
ふらっと入った床屋さんには、最低限の設備があった。
店の人は若手である。
若手の方がセンスが少しはこちらと共通するところがあるかもしれないという想いを胸に、覚悟を決める。
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この目つき。真っ直ぐに、真っ直ぐに整えようと、すこぶる真剣なのだ。
こんなに真剣な目つきは滅多に見ることが出来ない。
インドの一般的な床屋の哲学は、そろえること。
はさみの入れ方も、ズバっと直線。
結果的に
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こんな感じになった。
「ツーブロック気味にしてほしい」なんて無茶なことを言わなければよかったのだ。
一緒にいたakkoさんは、「大変なことになっているよ」と、笑いが止まらない様子。
そんなに面白いのならばと、記念写真を撮ってもらった次第。

これはもう1年ほど前のこと。
つい先日、そこから遠く離れたダハヌの町で切ってもらった時、やはり「そろえる哲学」は存在しており、自分が思っていたようにならなかったので、思い出した。写真をよく見ると、ファンタ・オレンジの空ペットボトルを霧吹き化しているなぁ。

okazu