少年から飴玉をもらった。
パッケージの色合いから言ってストロベリー味だろうと完璧に思い込んでいた。
口に入れると、広がるインド味。インド味といっても、なんだ、これは。
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パッケージをよく見ると
「私のパーン マサラ入りキャンディー」
と銘打ってある。
そうきますか。
パーンは、街角で売っている、葉っぱにハッカなど色々なものを塗り、包み、食後に食べる口直し。
ご丁寧にパーンの葉っぱを色っぽくキャラクター化してるじゃないか。キスマーク付きとは恐れ入る。味も、言われてみればパーンの味がする。マサラ入りっていうもの、まぁ、ね、わからなくもないね。ちょうど食後だからいいか、はいはい、ってな具合に思っていると、なんだか歯触りが、ゴツゴツしている。まぁ、どうせ熱で溶けて形が変わったんだろうとここでも思い込んでいた。だがしかし、しゃりっとした触感。それは、じつはパーンに入っているハッカなのだった。ハッカの破片を飴玉に混ぜ込み、パーンを再現。「マサラ入り」は伊達ではなかった。過剰な表現に思われたキスマークにも妙に納得な大人の味。これ作った人、ちょっとすごいぞ。ちょっと嘗めてました。10歳にも満たない彼が持っていた飴、というのもしびれる。舐め終わって30分たっても口の中がパーン。

okazu